2人目切迫早産にならないためにできることはあるかな・・・
また1人目の時のような、あの辛い入院はイヤ!
次は上の子もいるし、どうしよう・・・
私も1人目妊娠中に切迫早産で約3カ月入院した経験から、また点滴や副作用などの辛さに耐えるのはイヤと思い、ならないためにできることを調べて、深く考え抜きました。
周りの方やネット情報では、1人目切迫早産でも2人目は大丈夫だった方がいるのも事実ですが、やっぱり2人目も切迫早産で入院になったという方も多くいました。そして私も気をつけていたけど、気が抜けてしまい約1カ月入院になりました。体質にもよりますが、1人目より2人目の方が入院期間は短くなったので、気を付けることが大事だと思いました。
この記事では、切迫早産になりやすい私がならないためにやったことや気をつけること、諦めようかなと迷っている方に向けての内容を紹介します。よかったら参考にしてください。
切迫早産になりやすい人の特徴を、こちらの記事でまとめています。
\切迫早産になりやすい人の特徴/時期や体型や職業について【不安を感じる妊婦さんへ】/
2人目切迫早産になりやすい私がならないためにやったこと
私が切迫早産にならないためにやったことは医師選び、計画、トコちゃんベルトや腹帯の活用です。
切迫早産にならないための医師選び
切迫早産のリスクがある場合、医師選びは非常に大切です。特に、自分の価値観に合った医師を見つけること。子宮頸管の短縮による切迫早産の入院基準はある程度決まっていますが、お腹の張りなど総合的な判断で切迫早産の診断がされるので、慎重派な医師とそうでない医師では判断が異なります。
あなたはどれを選びたいですか?
- 1人目切迫早産だったことを伝えても、子宮頸管を測るなどの検査がなく、慎重さがない
- 少しでも早産の兆候があれば、すぐに入院すすめる慎重派の医師
- 生活の安静度をしっかりと説明しつつも、できるだけ妊婦自身の希望を尊重してくれる医師
私自身、1人目切迫早産の時は慎重派なお医者さんだったので、2人目妊娠の時はできるだけ希望を尊重してくれる医師を選びました。私にとっては、希望を取り入れながら、必要なアドバイスをくれる医師が心強かったです。
入院になった場合も点滴やシャワーのこと、早く退院させてほしいことなどの希望を伝えやすくなります。
実際2人目は、1人目より早い週数で退院させてもらえました。
ご飯がおいしい産院、病院がきれいな産院など選ぶ基準も人それぞれですが、切迫早産において大切なのは、自分の価値観や妊娠に対する考え方に合った医師を見つけることです。
※自己判断はせず、必ず医師の指示には従ってください。
切迫早産にならないための前倒し計画
切迫早産のリスクを減らすために、妊娠7か月頃から安静にできるように考えました。出産準備や日々の家事の手抜き、上の子のお世話などを早めに解決できるように計画しました。
項目 | 時期 | 対策 |
家事 | 5~6か月頃から | 時短ご飯のレシピや弁当の利用、買い物はネット、手抜き掃除、洗濯の工夫を取り入れ、日々の生活を簡単に。 |
上の子 | 5~6か月頃から | 外遊びを制限し、室内での活動や遊びを増やして、動きすぎによる切迫早産のリスクを減らす。室内遊びグッズ購入。時々、家族に連れ出してもらう。 |
出産準備 | 5~6か月頃から | 妊娠5か月頃から出産準備、産後のお世話セット、いざというときの切迫早産の入院セットの準備開始。 |
5~6か月頃からの出産準備は早すぎると思いつつ、切迫早産リスクが高まる妊娠後期を安静に過ごせるように考えました。
昼食だけ弁当と決めていました。早くから宅配弁当を利用していたら、飽きてしまうので、飽きない工夫も必要です。
1人目出産後の検診で言われた医師からの言葉をきっかけに計画をたてました。
\1人目切迫早産だった私が2人目は入院したくなくて考えた計画/
トコちゃんベルトと腹帯活用
1人目の妊娠時には、トコちゃんベルトや腹帯を利用していませんでした。その結果、24週という早い週数から入院になり「トコちゃんベルトなど使っていたら、もう少し結果はかわっていたかも・・・」と思い、後悔した経験があります。
そこで、2人目では妊娠3か月頃からトコちゃんベルトを着用し、5か月頃から腹帯を使い始めました。
トコちゃんベルトは、骨盤の安定に役立ち、日常生活での動きをサポートします。さらに、私は骨盤を高位に保つ姿勢や、その状態から両足を左右に倒す体操(ストレッチ)も組み合わせました。これらは、体のバランスを保ち、切迫早産の進行を遅らせるのに役立つと感じました。
恥骨痛の軽減や産後の骨盤のゆるみにも使えるトコちゃんベルトⅡにしました。
妊娠中は、体だけでなく心も大きな変化を経験します。特に、切迫早産のリスクを抱えると、不安や葛藤が大きくなるものです。小さな一歩にチャレンジしてみることで後悔なく、安心した妊娠生活を送ることができます。
2人目切迫早産にならないために気をつけること
ここでは、私が2人目の妊娠中の経験から大事だと感じたことを紹介します。もちろんお腹の張りや子宮頸管の短縮など切迫早産の症状がない場合は、普段通りの生活でいいと思います。
とにかく安静
切迫早産の経験者で、次の妊娠に不安を感じる場合は今の自分の状態にあわせた安静ができるようにしましょう。家事や育児、仕事などの負担を軽減するため、家族や友人の助けを積極的に求めるのもいいですね。たとえ小さなことでも、助けを求めることで、体の負担を減らすことができます。また、物事のペースを調整し、定期的に休息を取ることも大切です。
長期間の場合は気を抜かないこと
長期にわたる場合、気を抜かずに安静を続けることが大切です。疲れたら休む、お腹の張りがあったら休憩する(場合によっては横になる)を続けてください。「ちょっとくらいなら大丈夫かな?」と思いがちですが、出産日が近づくにつれてお腹の胎児も大きくなり、身体が出産の準備を少しづつはじめてきます。人によっては切迫早産の状況(頻繁なお腹の張り・子宮頸管の短縮)がでてきやすくなります。だから、「気を抜かないこと」を心がけて無理をせず、自分の体と赤ちゃんを第一に考えてくださいね。
気持ちがイヤになりそうな時は、何か好きなことやワクワクする目標があると達成感が感じられていいですよ。
家族や医師とのコミュニケーション
家族や医師とのコミュニケーションは、妊娠中の安心感を高めるポイントです。
私は、家族に自分の体調や心の状態を正直に伝え、必要なときには助けを求めました。家族に対しては、求めても聞いてもらえないこともありましたが、やり取りを重ねていき、理解やサポートを得ることが増えました。
理解のない家族の場合、切迫早産のリスクを理解してもらうって、意外と難しいことがありますよね。そんな時は、医師に話をしてもらうと、説得力があって伝わりやすくなります。家族が一緒にいると、妊娠中の大変さやリスクがよりリアルに伝わり、何が大切かがよくわかります。
医師には小さな疑問や不安も率直に質問し、定期健診だけでなく、気になることがあればすぐに相談しました。妊娠中の要望も少しづつ伝えていきました。
医師によっても違いますが、コミュニケーションをとることで不安を減らし、安心して妊娠生活を送ることができます。
2人目を諦めるか迷っているあなたへ
1人目妊娠で過酷な入院や長期安静で、孤独感や無力感などの辛い記憶から2人目妊娠を迷っているかと思います。
1人目の妊娠で、長期の入院や安静という過酷な体験をした方は、点滴や薬の副作用の辛さ、安静にし続けることの大変さは、今も心の隅に残っているかもしれません。そんな辛い記憶が、2人目の妊娠を考える時、大きな壁に感じられるのは当然のことだと思います。
「諦める道」「辛い思いをしながら2人目を出産する道」どちらが後悔しないかなと考えてみてください。私は、諦めると後悔すると考え、2人目を希望しました。
「でも・・」「もし・・・」という考えに怯えるのではなく、小さな一歩を踏み出す勇気を持ちましょう。最初の一歩は、旦那さんや主治医と相談することから始めてみてはどうでしょう。あなたの環境や体の状態、前回の妊娠経験に基づいて、最適なアドバイスをもらえるはずです。
まとめ
妊娠は、不安や疑問もありますが、そのすべてがあなたの貴重な経験となります。
大切なのは、自分と赤ちゃんの健康です。それには、医師のアドバイスに耳を傾け、必要なサポートを得ることが大切です。また、日々の安静や、家族や医師とのコミュニケーションも大切にしてください。
医師選び・妊娠中の計画・トコちゃんベルトや腹帯の活用なども参考にして2人目の妊娠生活をイメージしてみてくださいね。
この記事を通して、切迫早産のリスクを抱えながらも2人目の妊娠を考える方々に、少しでも心の支えになればと思います。
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